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コア・カリキュラム対応            

共用試験対策シリーズ
第5巻・肝・胆・膵(第2版)

ISBN978-4-902496-32-1
定価:4950円(税込)、B5判、392頁、2色刷
Net CBTアクセス権付
発売:2010年5月1日
著:東田俊彦(MAC)
画:永井恒志(東京大学法医学教室)

  • 平成17年度から本格導入された共用試験対策の問題集です。
  • 復元問題と質の高いオリジナル新作問題(合計231題)を収録。
  • 実際の試験は、コンピュータを使って行われる(CBT;computer-based testing)ため、
        それを模したNet CBTによる模擬トレーニングを付録に付けました。
  • 文部科学省の「医学教育コア・カリキュラム」というガイドラインの全項目に完全に準拠しました。
  • テーマ毎に【ポイント+イラスト+一般問題+臨床問題】の構成。
  • ビジュアルな編集を心がけ、印象的でユニークなイラストによってイメージとして
        疾患概念を捉えられるよう工夫しました。
        →サンプル1(PDF書類、約400k)

Net CBTの特徴

書籍の付録として付けていた模擬トレーニングCD-ROMは、第2版よりインターネットによる新しいサービス”Net CBT”に移行しました。
書籍巻末に綴じ込んであるアクセスナンバーよりユーザー登録後、ご利用下さい。
ご利用可能期間:次の改訂版(第3版)が発行されてから3か月後まで。

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contents

【構造と機能】

  • (1)各消化器官の位置、形態と血管分布を図示できる。
  • (2)肝の構造と機能を説明できる。
  • (3)胆汁の作用と胆嚢収縮の調節機序を説明できる。
  • (4)膵外分泌系の構造と膵液の作用を説明できる。

【診断と検査の基本】

  • (1)代表的な肝炎ウイルス検査の検査項目を列挙し、その意義を説明できる。
  • (2)消化器系疾患の画像検査を列挙し、検査から得られる情報を説明できる。
  • (3)生検と細胞診の意義と適応を説明できる。

【症 候】

  • (1)肝腫大をきたす疾患を列挙し、その病態生理を説明できる。
  • (2)肝腫大のある患者における問診、診察と診断の要点を説明できる。

【疾 患】

  • 1.胆道疾患
  • (1)胆石症の成因、症候、診断と治療を説明できる。
  • (2)胆嚢炎と胆管炎の成因、病態、症候、診断、合併症と治療を説明できる。
  • (3)胆嚢・胆管癌の病理、症候、診断と治療を説明できる。
  • (4)胆嚢ポリープを概説できる。
  • (5)総胆管拡張症と膵胆管合流異常を概説できる。
  • 2.肝疾患
  • (1)A型・B型・C型肝炎の疫学、症候、診断、治療、経過と予後を説明できる。
  • (2)急性肝炎、劇症肝炎と慢性肝炎の定義を説明できる。
  • (3)肝硬変の原因、病理、症候、診断と治療を説明できる。
  • (4)肝硬変の合併症(門脈圧亢進症と肝性脳症)を概説できる。
  • (5)原発性肝癌の原因、病理、症候、診断と治療を説明できる。
  • (6)アルコール性肝障害を概説できる。
  • (7)薬物性肝障害を概説できる。
  • (8)肝膿瘍の症候、診断と治療を説明できる。
  • 3.膵臓疾患
  • (1)急性膵炎(アルコール性、胆石性、特発性)の病態生理、症候、診断と治療を説明できる。
  • (2)慢性膵炎(アルコール性、特発性)の病態生理、症候、診断、合併症と治療を説明できる。
  • (3)膵癌の病理、症候と診断を説明できる。
  • (4)重症急性膵炎の病態生理、診断基準と治療を説明できる。
  • (5)嚢胞性膵疾患の分類と病理を説明できる。